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2013年04月30日

あくまでも希望を待ちます。

ここからは、私がパパから聞いた話に、想像を加えた話です。
少し表現が事実と違う所もあるかもしれないけれど、だいたい、こんな嵐がパパの会社で吹き荒れたと思って想像して聞いてください。
まず、十分首の回りがスカスカしていた、我らがパパは、指定された会議室に入っていくと、「業績の悪化」と、「会社社員の高年齢化」を理由に、
『もう少しタイトな効率の良い組織に変えていきたい…』を理由にまっすぐにKT(パパの事)を見たN上司は、おごそかにパパに退職を切り出したというわけです。
いくつもの数字と、何分間かのお互いの沈黙もあったはず。おそらく突っ込み所は満載でしょうがパパはそんな風には返さず、…で、気まずい空気の中で、「家族のこともあるし、すぐには返答できません」と、やっとそう答えると、10日後に再び面談しましょうという相手の方の声。
そして、こう最後に言われたのです…「あくまでも、本人の希望退職を待ちます」。
うなだれるパパ.…相手はそれから、無言。ではこれで…とパパは席を立ち、場面は、そのままフェイドアウト…
ね、本当に信じられない話でしょう。
私達、会社に何も悪い事をしていないの。しかも定年にまだ10年あるの。
今回のリストラの対象になっている人は、45〜55歳まで。そしてその対象者は20名です。
パパは、今年50歳。20年間今の会社に勤めていて、後10年をこの会社に骨をうずめようとしていたのに本当に何ということ。
彼は、その日仕事の後、組合の部屋を訪ね、情報を得た様子。
すると、パパと同様、9月の中旬に声がかかっている人がパパを含めて7〜8人。
第一波としてこの人達の一掃に成功したあかつきには第二波、そして、第三波が押し寄せてきて…そして誰もいなくなるのでしょうか。
私、ボソボソと小さな声で会社のそんな状況を話するパパの顔を見ていたら、ホント、悲しいやらこんなひどいのってないよと悔しいやらで、胸が苦しくなりました。
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posted by わんち at 11:08 | Comment(0) | あくまでも希望を待ちます。
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